4月16日から24まで北海道東部をドライブ旅行してきました。
ドライブ旅行行程
羽田=ANA⇒釧路空港=レンタカー⇒道の駅「阿寒丹頂の里」で一泊⇒根室市で一泊⇒中標津で一泊⇒網走で一泊⇒陸別町で一泊⇒帯広で一泊⇒広尾町で一泊⇒白糠町で一泊⇒釧路から羽田⇒藤沢市に帰宅

レンタカー: MAZDA2 1500cc
全ドライブ行程:1,485Km、
燃費:23.94Km/L ハイブリッド車ではないのに燃費がいいですね。

主な訪問先
*道の駅 阿寒丹頂の里
*釧路市湿原展望台
*温根内ビジターセンター
*旧・ムツゴロウ動物王国
*根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター
*納沙布岬
*花咲灯台(車石)
*野付半島ネイチャーセンター
*標津サーモン科学館(水曜日休館)
*中標津町メロディーロード(知床旅情)
*摩周湖
*屈斜路湖
*オホーツク流氷館
*北方民族博物館
*能取岬
*博物館 網走監獄
*メルヘンの丘
*北見ハッカ記念館
*遠軽町 埋蔵文化財センター
*日産自動車陸別試験場
*モータースポーツランド陸別サーキット
*足寄動物化石博物館
*馬の資料館(帯広市)
*帯広百年記念館
*六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村
*襟裳岬 風の館
*広尾町海洋博物館
*インターステラテクノロジズ(本社・工場・実験場)
*トイトッキ浜トーチカ
釧路湿原

ムツゴロウさんの晩年は動物王国を閉鎖しました。譲り受けた人は「Land Edge」というレジャー施設を運営していますが、ムツゴロウさんを記念する小屋(ムツゴロウハウス)と馬の飼育を継続しているようです。
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ありがとうノートに記帳しました。
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納沙布岬にある「根室市北方領土資料館」に行けば「**到達証明書」を無料で発行してくれます。 納沙布岬1
納沙布岬到達証明

根室近くの厚岸付近を走っていたら、牧場で牛が餌を食べていたので車を止め撮影していたら、中から男の人が出てきて「搾りたての牛乳をサービスするので飲んでいけ」と声をかけられました。牛乳を飲みながらお話を聞きました。
この牧場では放牧して牧場に生えている牧草を生で食べさせるのではなく、あらかじめ刈り取って乾燥させた干し草を食べさせているとのことです。この方が牛乳成分が希薄にならず、美味しい牛乳になるとのことでした。
この付近の牧場は牛乳サンプルを毎週、農協(ホクレン)に送り、成分分析を行ってもらい、分析結果をFAXで各牧場に報告しているとのことです。これにより、流行性の疫病が発生したら、牛乳成分に変化が現れ、いち早く対策がとれるとのことでした。また、他牧場との成分比較により、どのような飼育方が良いのか比較検討できる、とのことでした。
餌やり

根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターには水芭蕉が咲いていました。
水芭蕉

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トドワラ

中標津のメロディーロードでは「知床旅情」を聴くことができました。
メロディーロード

摩周湖は昨年も来ましたが、当時は視界10mの濃霧で湖面を見ることができませんでした。今日は風もなく水面に写る「逆さ富士」のような綺麗な風景でした。
摩周湖

屈斜路湖畔のコタンの湯(湖上露天温泉)付近には白鳥が羽を休めていました。
コタンの湯

コタン2

博物館 網走監獄」の展示内容について、ネットにたくさん投稿されていますが、私が一番驚いたのは現代の刑務所の独房には、テレビと水洗便所が設備されていることです。受刑者の人権にも配慮されるようになってきたんだなー、と感心しました。
独居房

場内に「コイン撮影機」が設置されていました。これは新たに入獄する受刑者の登録写真を模擬するコイン撮影マシンです。早速やってみました。

入獄写真

メルヘン丘
「北見ハッカ記念館」に行きました。
12年前に禁煙し、以来、一本も吸っていませんが、禁煙前の20年間にわたりメンソールたばこを40本/日、吸っていたので懐かしくなりました。北見のハッカは最盛期には全世界の70%の生産量だったとのことです。アメリカでは産出せず、アメリカのメンソールたばこ製造のために北見のハッカが輸出されていたとのことです。
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「遠軽町 埋蔵文化財センター」、ここはすごい博物館です。3万年前の石器が多数展示されています。3万年前に日本列島に人類が住んでいた証拠です。
近くに世界有数の大規模な黒曜石露頭があり各地から石器作りにやってきて、ここで製作し自分の居住地に完成品を持って帰ったと考えられています。黒曜石露頭は現在でも露頭しているとのことです。

ちらに向か
石器

「日産自動車陸別試験場」の正面入り口前で記念撮影しました。公道からの撮影ですが、制止しようとしたのか警備員がこちらに向かって走ってきました。急いで車を発進し逃げました。新型車の走行試験も行っているので内部を見られるのが嫌なのでしょう。
走ってきまし
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帯広競馬場には、世界でここだけで開催される「ばんえい競馬」があります。今日は開催日でないので、併設されている「馬の資料館」に行きました。北海道の開拓時代、広い農地を耕すための農耕馬をレースに使ったそうです。

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帯広競馬場のレストランで帯広名物の「豚丼」を食べました。さくさんの豚肉が乗っていました。
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えりも岬には灯台がありますが、その横に「風の館」と称する立派な展示/展望施設があります。風が強かったので、この施設の展望室から岬の先端を撮影しました。太古の昔、造山活動(地殻変動)で日高山脈ができ、海に没する地点ですが、なだらかに没しているので、岬の前方5Kmに亘って岩礁が続いており、アザラシや海鳥の休息場所になっているとのことです。えりも岬Bえりも岬A

北海道広尾郡大樹町には、超小型衛星打ち上げ用の小型液体燃料ロケットの開発を行っている「インター・ステラ・テクノロジズ株式会社」の本社、工場、燃焼実験場があります。加えて、国家プロジェクトの「JAXA. NiCT 大樹航空宇宙実験場」があります。
私は、41年間のサラリーマン生活で、電子機器開発技術者として過ごしてきました。ところが21世紀に入ってから、日本の電子技術の力が弱まり、それに代わって自動車技術が進化し、トヨタはついに世界一のメーカーに成長しました。近年はBEV(電気自動車)の勃興によりトヨタの地位も脅かされています。新しい技術的なチャレンジとしてホリエモン(堀江貴文)がスポンサーとして取組む(インター・ステラ・テクノロジズ株式会社)のロケット技術のチャレンジにエールを送りたいと思います。
大樹宇宙

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燃焼実験場

ドライブ旅行最終日、釧路空港に近い白糠町のホテルにチェックインしました。 ホテルの食堂の夕食に驚きました。最初は見たこともない奇形な魚の煮物が出されたことです。従業員に聞いたら釧路付近で獲れる「八角」という魚でした。 https://prezo.jp/column/2710 さらに、「馬刺し」と思える料理が出て来ました。「北海道で馬刺し?」、これは珍味だ! と思い、「もう一皿追加注文」しようとしたら従業員が次のように応答しました。「これは馬刺しではなく『クジラ刺し』です。北海道東部近海ではクジラの漁獲があるのです」、とのことで追加注文しました。いやー、北海道はグルメ天国なんですね!

八角

クジラ刺